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フェンネル

Foeniculum vulgare
名前 :フェンネル
学名 :Foeniculum vulgare
和名 :
英名 :Fennel
別名・流通名 :ウイキョウ
科 :セリ科 Apiaceae ウイキョウ属
原産地 :地中海沿岸
栽培方法 :
特徴・その他 :

草丈は1~2m。葉は糸状で、全草が鮮やかな黄緑色をしている。花期は、6月~8月、枝先に黄色の小花を多数つける。秋には7~10mm程度の長楕円形をした茶褐色の実をつける。

若い葉および種子(フェンネルシード)は、甘い香りと苦味が特徴で消化促進・消臭・肥満防止に効果があり、香辛料(スパイス)、ハーブとして、食用、薬用、化粧品用などに古くから用いられている。

地中海沿岸が原産とされ、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録があり、歴史上もっとも古い作物のひとつとされる。

入手方法と種蒔き
直根性のセリ科の植物なのでできれば直播したいが、定植適期のポット苗を購入してもよい。
春・秋のお彼岸の頃、30cm程度耕して石灰をすき込み、牛糞堆肥を0.5リットルをすきこんだ場所に直播する。秋蒔きでは翌年大株に成長し、収穫量も上がる。
ポット蒔きしたい場合は、ポットに3~4粒ほど蒔き、薄く土をかけておく。

苗の選び方
苗で購入する場合は、あまり大きくなっていない、鉢底から根が見えていないものを選ぶ。

定植する
セリ科の植物は連作を嫌うので、できれば前年セリ科を育てていない、肥沃で少し湿った場所がよい。
株元が太ってきた苗から株間を80~100cmとって植え付ける。
秋蒔きの場合は、10月下旬までに植え付けし、株元にマルチングを施す。
コンテナの場合は、30cm以上の深さがあり直径24~30cm程度のものに1株を植え付けると1m以上に成長する。
背が高くなるので風の通り道は避け、株元に土寄せを行い、倒れないようにしておく。
ディルと近縁種で混植すると交雑し、種の香りが変わってしまうのでどちらも植えたい場合は隔離した場所へ。

肥料
月に2回液体肥料の1000倍希釈液を与えるか、月1回化成肥料を株元に与える。
肥料が多すぎると香りが薄くなり、株が成長しすぎて倒れやすくなるので注意。

水やり
大型プランツなのでコンテナの場合は水切れが早い。場所を東側に移し、盛夏には夕方にも施したほうがよい場合もある。

梅雨と夏の対策
梅雨期はほアブラムシ、夏~秋口にはキアゲハの幼虫が葉だけではなく、花や蕾をくいあらしていることがある。見つけたら水で流すか、割り箸などで取り除く。また葉を剪定して蒸れを防ぐ。
梅雨期はほアブラムシ、夏~秋口にはキアゲハの幼虫が葉だけではなく、花や蕾をくいあらしていることがある。見つけたら水で流すか、割り箸などで取り除く。

収穫時期と方法
株ごと利用する場合は、秋に播種して翌年の春先に株ごと切り取って利用する。
葉は随時摘み取って利用、種は花が終わって種が色づいた頃に刈り取って、乾燥させる。

冬越しする
冬は地上部は枯れるが、翌年また元気に芽を出す。マルチングを施して保温しておくと傷みが少ない。
コンテナの場合は、軒下などに取り込み霜よけをするとよい。
苗で冬越しの場合は、水切れに特に注意したい。
右は前年の11月に切り戻しを行った後の2月の様子。ここ千葉県では例年、このように秋~冬にかけて小さな芽が出た状態で冬を越している。翌春、この芽とは別の新しい芽が伸びる。
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